自己距離化

自己距離化(Self-Distancing)は心理学者のヴィクトール・フランクルが考案した心理療法「ロゴセラピー」の中で、提唱されている手法のひとつです。

ロゴセラピーは、自分自身の人生における意味を見いだすことを目的とした心理療法です。

療法を行う上での手法には「逆説思考」「反省除去」「自己距離化」の3つがあり、自己距離化では自分を客観的に見ることで、思考や価値観などが固定化することを防止します。

しかし、ロゴセラピー自体には感情的で哲学的なアプローチが多いので、科学的ではないとの批判があります。