2分ルール

2分ルールとは、2分間で片付く作業(タスク)であれば、すぐに取りかかって終わらせてしまうことで、効率よく全体の作業を進めることができるというルールです。

2分ルールは生産性恒常コンサルタントのデビッド・アレンが提唱しています。

2分ルールのやり方

効率よく作業を進める方法にはいろいろありますが、緊急性があって重要なものを先に片づけるという方法が一般的です。

しかし、2分ルールは、むしろいつやってもいいようなタスクを最初に片づけておくやり方です。

やるべきことが数多くあって作業が滞っている状況で2分ルールを適用すると、重要性や緊急性を考えてタスクを整理している時間に、ひとつでも多くのタスクを終わらせることができます。

これによってタスクの数を減らすことで余裕ができ、より重要なタスクに時間をかけることができます。

2分ルールのメリット

作業がはかどらない最大の理由は、取りかかるまでの時間があります。

少しでも面倒だと思ってしまうと、タスクをするモチベーションも下がってしまいます。

2分ルールの最大のメリットは、タスクに取りかかる時間を排除することで、タスクに取りかかりやすくすることです。

さらに2分でできるタスクに限られるので、すぐに終わることもモチベーションを下げないメリットになります。

これを応用して大きなタスクを2分で終わる複数のタスクに分けて行うことも有効な手段です。