モデリング

モデリング(Modelling)は心理学では対象物(対象者)を見本にして、同じような行動や動作をすることを言います。

具体的には成長過程にある子供が、親などの大人の言動をマネすることもモデリングです。

また、思春期や大人になっても憧れの人物などをマネするモデリングをする場合もあります。

たとえば、好きなミュージシャンやタレントのファッションをマネすることもモデリングのひとつです。

心理学者のアルバート・バンデューラは、攻撃行動は他人の攻撃行動を観察することによって促進されると考え、社会的モデルの示範的効果を強調したモデリング理論を唱えました。

TV番組での暴力シーンやプロレスやボクシングなど攻撃的なスポーツを観戦することは、カタルシス(浄化作用)を促す説と、暴力を促すという説がありますが、モデリング理論では後者の立場となります。