ニュートラル・クエスチョン

ニュートラル・クエスチョンは中間的質問と訳されますが、答えが決まっていて相手の基本情報を聞き出したいときに使う質問話法です。

ニュートラル・クエスチョンを使うときは、事実を聞くときにする質問なので、答えは必ずひとつとなります。

自由に答えてもらうオープン・クエスチョンのように、複数の回答はありません。

ニュートラル・クエスチョンはネガティブ・クエスチョンとホープフル・クエスチョンと対比されて使う場合は、ネガティブ、ポジティブ両方を聞き出したいときに使う話法となります。

商品を勧める場合にホープフル・クエスチョンでは「素敵な商品だと思いませんか?」と質問しますが、ネガティブ・クエスチョンでは「この商品で不満なところを教えてもらえますか?」と聞きます。

「この商品の気に入った点と、不満な点を教えていただけますか?」と聞くのがニュートラル・クエスチョンとなります。