ゴールデン・サークル理論

ゴールデン・サークル理論はアメリカのコンサルタント、サイモン・シネックがTEDや書籍で提唱したリーダーが部下に行動を促すための理論です。

TEDはTechnology Entertainment Designの略称でアメリカに本部がある非営利団体です。TEDでは定期的に世界的な講演会を主催していて、その映像はネットでも公開されています。

サイモン・シネックのTED映像は世界中で4,000万以上再生されたと言われています。

ゴールデン・サークル理論は人に何らかの情報を伝え行動を促したい時は「Why・How・What」という構成要素が存在し、「Why」からはじめることの重要性を説くものです。

三重の円を描き中心を「Why」真ん中に「How」外側に「What」を配置して、これをゴールデン・サークルと提唱しています。

  • What・・・企業が何をするのか
  • How・・・Whatをどのような方法で実行するのか
  • Why・・・企業の目的(なぜその商品を世の中に出すのか)

プレゼンテーションをする場合、WhatとHowを中心に行うケースが多いですが、シネックはWhyからはじめてHow、Whatの順にプレゼンテーションすることを提唱しています。

人が決断するのは最終的には感情や直感なので、そこに訴えるにはWhyからはじめるのがよいというのがシネックのゴールデン・サークル理論です。